⑲高齢者の鼠径部ヘルニア

初めての方へ(基礎・症状)

こんにちは、ラパヘルMD です。

東京都東部エリア(江戸川区周辺)の一般病院に勤務する外科医です。

1000例以上の腹腔鏡手術を経験し、鼠径ヘルニア手術(TAPP法)をLife Workとしています。

この記事では「高齢者の鼠径部ヘルニア」について、外科医の立場から分かりやすく解説します。

結論

高齢者でも手術は可能ですが、

・全身状態

・症状

・生活状況

を踏まえて慎重に判断することが重要です。

高齢者の鼠径部ヘルニアの特徴

高齢者では

・筋力低下

・組織の弱さ

により発症しやすくなります。

また、徐々に大きくなります。

放置してよいのか

症状が軽い場合でも、

・嵌頓(戻らなくなる)

・腸閉塞

といったリスクがあります。

そのため、完全に放置することはおすすめできません。

手術のメリット

・根本的に治療できる

緊急手術のリスクを減らせる

という点があります。

手術のリスク

高齢者では

・心疾患

・呼吸器疾患

・全身状態

によってリスクが変わります。

事前の評価が重要です。

手術しないという選択

すべての方に手術が必要なわけではなく、

・症状が軽い

・全身状態が不安定

などの場合は、経過観察となることもあります。

判断のポイント

症状の程度

日常生活への影響

全身状態

これらを総合的に考えて決定します。

家族の方へ

高齢者の場合、ご本人だけでなくご家族の理解も重要です。

治療方針について一緒に考えることが大切です。

まとめ

高齢者のヘルニアは

・手術可能だが慎重な判断が必要

・放置にはリスクがある

という特徴があります。

個々の状態に合わせた判断が重要です。

不安な方へ

「手術できるのか」

「このままでよいのか」

迷われる方も多いと思います。

状態を確認することで、適切な判断が可能です。

まずはご相談だけでも問題ありません。

筆者:ラパヘルMD

消化器外科・腹腔鏡手術を専門とする外科医
腹腔鏡手術1000例以上
日本ヘルニア学会所属 鼠径部ヘルニア修得医

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