こんにちは、ラパヘルMDです。
東京都東部エリア(江戸川区周辺)の一般病院に勤務する外科医です。
腹腔鏡手術1000例以上の経験があり、腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)を中心に診療しています。
この記事では
「鼠径ヘルニア手術を受けるタイミング」について、外科医の立場から分かりやすく解説します。
鼠径ヘルニアと診断された場合、すぐに手術が必要なのか悩む方は多いと思います。
結論から言うと、すぐに手術が必要な場合と、経過をみることができる場合があります。
症状が軽く、日常生活に支障がない場合には、すぐに手術を行わないこともあります。
しかし、鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、徐々に大きくなることが多い病気です。
また注意が必要なのは嵌頓(かんとん)です。
嵌頓(かんとん)とは、腸などが戻らなくなり、緊急手術が必要になる状態です。
この状態になると、通常より負担の大きい手術になることがあります。
そのため、
・症状が出てきた場合
・大きくなってきた場合
・違和感が増えてきた場合
には手術を考えることが多くなります。
現在では腹腔鏡手術(TAPP法)を含め、体への負担を抑えた手術も行われています。
手術を受ける時期については、担当医とよく相談し、無理のないタイミングで行うことが大切です。
このブログでは、鼠径ヘルニア手術、TAPP法、腹腔鏡手術について臨床経験をもとに解説しています。
筆者:ラパヘルMD
消化器外科・腹腔鏡手術を専門とする外科医
腹腔鏡手術1000例以上
日本ヘルニア学会所属 鼠径部ヘルニア修得医


