こんにちは、ラパヘルMDです。
東京都東部エリア(江戸川区周辺)の一般病院に勤務する外科医です。
1000例以上の腹腔鏡手術を経験し、鼠径ヘルニア手術(TAPP法)をLife Workとしています。
鼠径ヘルニア手術後の痛みについて、
「長く続くのではないか」と不安に感じる方も少なくありません。
この記事では、
鼠径部ヘルニア術後慢性疼痛(Chronic Postoperative Inguinal Pain; CPIP)について解説します。
■術後慢性疼痛とは
手術後、
一定期間を過ぎても続く痛みのことを指します。
一般的には、
術後3か月以上続く痛みが目安とされています。
■どんな痛み?
・チクチクする痛み
・引っ張られる感じ
・違和感
日常生活の中で気になることがあります。
■原因について
主な原因として
・神経への刺激
・瘢痕(きずあと)
・メッシュの影響
などが考えられます。
■頻度は?
多くの場合、
時間とともに軽快します。
強い慢性的な痛みが残るケースは
それほど多くありません。
■予防のポイント
・丁寧な手術
・神経への配慮
・適切なメッシュ配置
が重要です。
■対処法
・経過観察
・鎮痛薬
・必要に応じて専門的治療
症状に応じて対応します。
■受診の目安
・痛みが長く続く
・日常生活に支障がある
このような場合はご相談ください。
■まとめ
術後慢性疼痛は
・まれではないが多くは軽快
・適切な対応で改善可能
です。
■患者さんへ
術後の痛みについて不安な場合は、
我慢せずご相談ください。
状態に応じて適切に対応いたします。
このブログでは、鼠径ヘルニア手術、TAPP法、腹腔鏡手術について臨床経験をもとに解説しています。
筆者:ラパヘルMD
消化器外科・腹腔鏡手術を専門とする外科医
腹腔鏡手術1000例以上
日本ヘルニア学会所属 鼠径部ヘルニア修得医


