こんにちは、ラパヘルMDです。
東京都東部エリア(江戸川区周辺)の一般病院に勤務する外科医です。
腹腔鏡手術1000例以上の経験があり、
腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)を中心に診療しています。
この記事では「女性の鼠径部ヘルニア」について、外科医の立場から分かりやすく解説します。
■結論
鼠径部ヘルニアは男性に多い病気ですが、女性にも起こります。
また、女性では気づきにくいことが特徴です。
■女性のヘルニアの特徴
女性の場合、
・膨らみが目立ちにくい
・痛みや違和感が中心
といったことが多く、典型的な症状が出にくことがあります。
■気づきにくい理由
以下の理由が挙げられます
・皮下脂肪の影響で膨らみがわかりにくい
・違和感のみで経過することがある
・他の疾患と区別が難しい
■症状
・鼠径部の違和感
・軽い痛み
・立った時の違和感
などがあります。
■受診の目安
以下の場合は受診をおすすめします
・違和感が続く
・徐々に症状が強くなる
・気になる症状がある
■注意が必要な状態
・強い痛み
・腫れが戻らない
場合は、早めの対応が必要です。
■治療について
鼠径部ヘルニアは自然に治ることはなく、基本的には手術が治療となります。
■手術方法
女性でも
・腹腔鏡手術(TAPP法)
・従来法
が選択されます。
腹腔鏡は傷が小さく分散されるため、見た目を気にされる方にも選択されることがあります。
■まとめ
女性の鼠径部ヘルニアは
・気づきにくい
・症状が軽いことがある
という特徴があります。違和感がある場合は、早めの受診が大切です。
■女性の方へ
「様子を見てもよいのか」と迷われる方も多いと思います。
状態を確認することで、安心して判断できることが多いです。
まずはご相談だけでも問題ありません。
筆者:ラパヘルMD
消化器外科・腹腔鏡手術を専門とする外科医
腹腔鏡手術1000例以上
日本ヘルニア学会所属 鼠径部ヘルニア修得医


