⑱女性の鼠径部ヘルニア

初めての方へ(基礎・症状)

こんにちは、ラパヘルMDです。

東京都東部エリア(江戸川区周辺)の一般病院に勤務する外科医です。

腹腔鏡手術1000例以上の経験があり、

腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)を中心に診療しています。

この記事では「女性の鼠径部ヘルニア」について、外科医の立場から分かりやすく解説します。

■結論

鼠径部ヘルニアは男性に多い病気ですが、女性にも起こります。

また、女性では気づきにくいことが特徴です。

■女性のヘルニアの特徴

女性の場合、

膨らみが目立ちにくい

痛みや違和感が中心

といったことが多く、典型的な症状が出にくことがあります。

■気づきにくい理由

以下の理由が挙げられます

・皮下脂肪の影響で膨らみがわかりにくい

・違和感のみで経過することがある

・他の疾患と区別が難しい

■症状

・鼠径部の違和感

・軽い痛み

・立った時の違和感

などがあります。

■受診の目安

以下の場合は受診をおすすめします

・違和感が続く

・徐々に症状が強くなる

・気になる症状がある

■注意が必要な状態

・強い痛み

・腫れが戻らない

場合は、早めの対応が必要です。

■治療について

鼠径部ヘルニアは自然に治ることはなく、基本的には手術が治療となります。

■手術方法

女性でも

・腹腔鏡手術(TAPP法)

・従来法

が選択されます。

腹腔鏡は傷が小さく分散されるため、見た目を気にされる方にも選択されることがあります。

■まとめ

女性の鼠径部ヘルニアは

・気づきにくい

・症状が軽いことがある

という特徴があります。違和感がある場合は、早めの受診が大切です。

■女性の方へ

「様子を見てもよいのか」と迷われる方も多いと思います。

状態を確認することで、安心して判断できることが多いです。

まずはご相談だけでも問題ありません。

筆者:ラパヘルMD

消化器外科・腹腔鏡手術を専門とする外科医
腹腔鏡手術1000例以上
日本ヘルニア学会所属 鼠径部ヘルニア修得医

タイトルとURLをコピーしました