⑬ 鼠径ヘルニア手術を受けるタイミング

初めての方へ(基礎・症状)

こんにちは、ラパヘルMDです。

東京都東部エリア(江戸川区周辺)の一般病院に勤務する外科医です。

腹腔鏡手術1000例以上の経験があり、腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TAPP法)を中心に診療しています。

この記事では

「鼠径ヘルニア手術を受けるタイミング」について、外科医の立場から分かりやすく解説します。

鼠径ヘルニアと診断された場合、すぐに手術が必要なのか悩む方は多いと思います。

結論から言うと、すぐに手術が必要な場合と、経過をみることができる場合があります。

症状が軽く、日常生活に支障がない場合には、すぐに手術を行わないこともあります。

しかし、鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、徐々に大きくなることが多い病気です。

また注意が必要なのは嵌頓(かんとん)です。

嵌頓(かんとん)とは、腸などが戻らなくなり、緊急手術が必要になる状態です。

この状態になると、通常より負担の大きい手術になることがあります。

そのため、

症状が出てきた場合

大きくなってきた場合

違和感が増えてきた場合

には手術を考えることが多くなります。

現在では腹腔鏡手術(TAPP法)を含め、体への負担を抑えた手術も行われています。

手術を受ける時期については、担当医とよく相談し、無理のないタイミングで行うことが大切です。

このブログでは、鼠径ヘルニア手術、TAPP法、腹腔鏡手術について臨床経験をもとに解説しています。

筆者:ラパヘルMD

消化器外科・腹腔鏡手術を専門とする外科医
腹腔鏡手術1000例以上
日本ヘルニア学会所属 鼠径部ヘルニア修得医

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